会社の看板

インターネットを通じて、弊社のドライバーの運転マナーに関する苦情を頂いたことがある。走行速度や車間距離が危険運転に相当するとの内容で、心よりお詫び申し上げると同時に、二度とこのような恥ずかしいお叱りを頂戴しないよう、社員教育を行っている。

社名の表示された車は、会社の姿勢をそのまま表している。
その自覚の無いドライバーは、劣悪なマナーで会社のマイナスイメージを世間にまき散らかしている。社員教育の杜撰さを宣伝して走っているようなものだ。お客様は常に厳しい目で我々をご覧になっている。

話は変わるが、先日羽田から富山行きの飛行機に乗った時、たまたまJリーグの選手数名がいた。富山のチームと対戦するアウェーのチームの選手のようだったが、声のボリューム、話の内容どれを取っても子供があこがれる職業であるという自覚を微塵も感じられなかった。アウェーという油断が出たのかも知れないが、少々がっかりした。富山の選手にはどこに行っても敬愛される立ち居振る舞いをしてもらいたい。

仕事中であれ、時間外であれ我々は会社の看板を背負っている。
社員にその事を強く意識してもらうための教育とそれに相応しい企業にするという努力を経営者として実行したい。

 

 

吉澤 比佐志

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