株式会社コーセル飴会長のお話
先日富山市にある東証一部上場企業である株式会社コーセルの飴(あめ)会長の勉強会に参加してきました。
飴会長は高校卒業後東芝に就職したものの、高卒ではどんなに優秀でも課長が限界と上司から聞かされ、一念発起して高校の同級生と会社を興し紆余曲折を経て現在のコーセルを「超」がつく優良企業に育て上げた方です。
飴会長のお話を聞いて感じたことは、飴会長は空理空論が無く行動と実践の人であり、加えて人の話をよく聞く謙虚でフェアな方であるという事です。
心に残った言葉は
「働きやすい会社ではなく働きがいのある会社にすること」
「人は仕事とともに成長して行く、経営者も従業員も一緒 その為には仕事が好きでなければならない」
「行動に移さない限り何も変わらない」
「トップがこのような会社にしたいという事を夢と情熱を以て繰り返し語る」
「トップは部下の話を8割聞いて2割語る」
「自分(経営者)が成長していなければ辞めて成長しそうな人を社長にして引退する」
等ですが、不況時に会社の原価低減を実践し37%のコストダウンを実現し、その過程で社長車も廃止して、自身は国産のファミリーカーを自分で運転されているとの事でした。(廃止は社員の提案による)
私も良いことはすぐ実践で社長車を廃止すると同時に、どんなに苦しい状況にあっても「捨てられるもの」を明確にし、その達成期限を決め行動すれば、企業が窮地に陥っても必ず克服できると感じました。
そして、自分たちの強みを生かしたサービスの提供による新規商売の展開についても、目標・期限・行動を決め利益を作り出して行きたいと思います。
間もなく2009年が幕を閉じ
2010年が始まります。
今年もいろいろありましたが多くの方に支えられ頑張る事が出来ました。
来年もお客様に必要とされる会社になるよう頑張ります。
株式会社コーセル(http://www.cosel.co.jp/jp/)
吉澤比佐志