春よ来い

2月の中旬とはいえばそろそろ春の足音を感じる頃だが、今年は今日の時点(2/17)でまだ30cm以上の積雪があり、少々うんざりしている。

時々利用する富山地方気象台のHP(http://www.jma-net.go.jp/toyama/)のデータによれば今シーズン(2009年12月~2月上旬)の降雪量は328cm、最深積雪63cmで前年同期間のそれぞれ99cm、27cmを大きく上回っている。
また富山市で積雪が1cm以上観測された日数も47日で昨年の19日を大幅に上回り雪に悩まされた年である事が納得できる。
但し、参考までに降雪量と最深積雪の平均値(1971~2000)はそれぞれ433cm、69cmで昔から見れば決して大雪が降ったとは言えない。

毎年冬が来るたびに、我々の仕事は日夜雪との闘いになる。
配車担当者は常に天気予報と道路状況のデータを頭に叩き込んで仕事をしている。
ドライバーは安全確認と納期厳守の為に一瞬の気も抜けない。
それぞれ物流の果たす役割の重要さを自覚して、人知れず頑張っている。

先日、日本気象協会から今年の桜の開花予想が発表された。
富山市は4月5日頃で、去年の3月30日より遅く、平均の4月8日より早いそうだ。
今年の新入社員歓迎の花見は3日か10日か等と思わず心も躍る。

鉛色の空と雪に閉ざされた北陸の春は待ち遠しい。
このまま事故なく春を迎えるために、これからが気を緩めてはいけない大事な時期である。

 

吉澤 比佐志

 

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