新入社員を迎えて
北陸にうれしい春の気配が漂う4月1日に、我々富山県トラックは
2名の新入社員を迎える事ができた。学校を卒業したてのピッカピカの1年生である。
毎年新入社員の人たちに伝えるのは、
「あなた達は今日から『プロ』である、昨日までは親にお金を出してもらって、勉強していたが、今日からは自分の力で『稼いで』自立するのだ」という事である。
「プロ」というと多くの人はスポーツ選手などを連想するが、自分の実力で稼いでその世界で身を立てるという意味においては、新入社員の人たちも「プロ」になったのだ。その心構えを持ってほしいと思う。
その上で、「稼いで」という部分の正しい認識を心に留めてもらいたい。
「稼ぐ」とは自分の力で売上げ・利益を上げ会社に貢献し、その見返りとして自分の報酬を得るということであり、自分の時間を会社に提供する事の対価としての「稼ぐ」は「稼ぐ」ではなく「寄生」である。
残念ながらこの当たり前のことをしっかり認識できている人が少ない。
勿論会社は「稼ぐ」人材を育てるために、できる限りのサポートを教育という形で行っていく。
その期間は3年が勝負だと考える。
自分も含め30才を超えたら、悪癖は殆ど治らないという事を痛感しているからだ。
頑張れ県トラのフレッシュマン!精進の向こうには輝く未来が待っている
吉澤 比佐志