ワールドカップから学んだ事

ワールドカップでベスト16を達成した日本。
そのリーダーである岡田監督は常日頃選手たちに、
「勝利の神は日常の細部に宿る」と説いていたと、長谷部選手がインタビューで語っていた。

自分勝手な解釈だが、勝利というのは日々やるべき事を手抜きすることなくやり、その努力を続けたものにのみその可能性が与えられるということだろうか。
どんなに豊かな才能に恵まれても日々の努力を怠る者には、勝利の神は微笑まないという事だろう。
しかし選手がいかに努力を重ねても勝てない事がある。
それは指導者の戦略が間違っている時である。

結果が物語る通り、岡田監督は有能な指導者だと思う。そして彼の采配から私が学ぶべき事は、社員がどんなに頑張っていても、社長が間違った経営戦略しか作れなければ、強い会社になれないという事である。
同じ業種で勝ち組と負け組があるのは、それは正に経営者の能力の差なのである。会社を勝利に導く道筋をしっかり示し、社員はそれを信じ行動しその結果として、真の勝利をつかむ。
そして会社と社員が成長して行く。

勝利のシナリオを描けなければ、経営者として失格である。
大きな転換点にある県トラを勝利に導くために、全身全霊頑張りたい。

 

吉澤 比佐志

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