富山県トラックが目指すもの

ラグビーのチームプレイの精神を表す言葉として”One for all All for one”が有名だが、多くの人はこの意味を「一人は皆の為に、皆は一人の為に」と理解しているようだ。しかし、本当の意味は「一人は皆の為に、皆は一つの目的の為に」が正しい。富山県トラックは、今年のスローガンも去年に引き続き「全員経営」としたが、この「一人は皆の為に、皆は一つの目的の為に」の想いをもって仕事をする事を目指したいと思ったからだ。

それでは富山県トラックの目的とは何であろうか?私は経営理念にある、「お客様の役に立つ仕事を誠心誠意行い、お客様に必要とされる企業になる」事だと考えている。

繰り返し言っている事だが、物流業はサービス業である。上質で競争力のあるサービスを提供する事は言うまでもなく、お客様の目線でそれを進化させ、お困りごとには誠心誠意対応し、提案を続けることがお客様から求められている。それを実現できる企業が、必要とされる企業であり、そのような存在になることが県トラの目的だ。

それぞれの所属部署には、それを達成するための「コミットメント」や「個人目標」がある。それを確実に実行するには、全員が良好なコミュニケーションを取り合い、自発的な行動を心掛け、チーム全体でゴールを模索することが必要だ。それが「全員経営」だ。

物流は常に変化を続けている。コロナによってそれは加速されていくだろう。昨日までの考え方や仕事のやり方がいつまでも通用することは無く、お客様のニーズも常に変化をしている。また働き方改革によって、提供できるサービスにも制約がかかってきている。そんな中でも「富山に県トラさんが有って良かった。」と言われるよう、「全員経営」でお客様の役に立ち、必要とされる企業になろう。

 

吉澤 比佐志

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