2022年度 富山県トラックが目指す事
6月の県トラ塾で、今年度富山県トラックが実行する事をお話ししました。それをここでもう一度確認したいと思います。その内容は
- 「作業標準の確立・マニュアルの整備」
- 「品質の回復・法令遵守」
- 「デジタル化の加速」
です。
昨年達成できなかった反省に立ち、敢えて今年も再度同じ目標を掲げています。
「マニュアル」は現在完成しているものを、先ずは良く精査し現在行っている業務がすべて必要なものなのか、削減可能な部分は無いのかをという視点で見直してください。そしてより実用性が高い、例えば新入社員の導入教育に採用できるレベルに高めましょう。
「品質」に関しては昨年不良の目標を達成できなかった事実を重く受け止め、現在行っている品質管理が本当に機能しているのか?をしっかり見つめて下さい。なぜ不良が発生したのか、どうしたら再発が防げるのか、「なぜ」の積み重ねを行って下さい。これまでの不良をしっかり分析して、予防措置をしっかり施して不良を撲滅して下さい。
「デジタル化の加速」については、既存のシステムで何が出来るのかを明確にして、先ずは機能を使いこなしてください。加えてどのようにバージョンアップを目指すのかを決めて下さい。物流業において、デジタル化は避けて通れない道です。業務における、アナログな部分をいかにデジタル化するかを考えて下さい。
最後に、これらの目標を実現させるために、重ねて意識して頂きたいのは「全員経営」の実践です。職場の仲間との円滑なコミュニケーションを行い、風通しの良いチームを作ってください。「和を以て貴しとなす」、以上宜しくお願いします。
吉澤 比佐志