新型コロナウイルス蔓延の渦中

経営戦略を構築する際にSWOT分析というのを行う。SWOTは「スウォット」と読み
SはStrengthの略で強み、以下WはWeaknessで弱みを表し、これで自社の内部の強み弱みを分析する。OはOpportunityで機会、TはThreatで脅威を表し、我々が現在どのような経営環境にいるかという外部環境を分析する。この場合、新型コロナウイルスは、Tの脅威として認識されなくてはならないが、果たしてSWOT分析を実施している企業のどれほどがこれを脅威として捉えていたのだろうか?少なくとも県トラにはその認識が無かったと言える。

新型コロナウイルスは世界中に蔓延しており、最近のニュースの大半がそれに関連するものである。しかし、氾濫する情報の何を信じて良いのか我々には判断がつかない。また、各国の対応もそれぞれ違い、感染者数や死亡者数も信頼できるものなのか疑わしい。

感染が始まったころにはたいしたことが無いと言われ、国際機関もいつまでも緊急宣言をしなかった。それによって様々な勝手な解釈が生まれ、誤った判断がされた。その結果町には感染者が溢れ医療崩壊を招いて、予想以上の人が亡くなるという事態に陥っている。

日本でも2月初めごろから感染者が増え始めていたが、オリンピックの開催も有り、政府の方針がなかなか決まらず、逆に3月下旬の連休頃には根拠のない安心感が広がってしまった。その結果かどうかはわからないが、4月初めから感染者数が急拡大し、医療崩壊が始まっている。

コロナは企業にとっても、個人にとっても、脅威(T)である。「そんなはずじゃなかった。」ではすまされない。はっきり言って、企業の命運も自分の命も自らが守る以外に方法は無い。経験したことのない脅威の前では最悪を想定して行動するしかない。誰かに文句を言っても始まらない。十分注意をしても、移る時は移るのであり、感染した人を責めても意味が無い。政府が信用に足らない事は明白であり、我々が耐えてコロナを克服したとしても、しっかり努力を横取りされると思った方がいい。

今はとにかく”Stay at Home”(家にいなさい)だ。そして、何よりも手洗いは有効だ。これも忘れずに。そして今この時、コロナと闘う医療従事者が居る事を忘れてはならない。
予防して、病気にかからない事で彼らを支えよう。中傷や非難は愚の骨頂だ。一日も早く元の世の中に戻るよう、今は皆で協力をお願いします。

 

吉澤 比佐志

お問い合わせ