大谷翔平の勢いが止まらない

今シーズンのエンジェルスの大谷選手は、投打に超人的な活躍をしている。ワールド・ベースボール・クラシックからその勢いは衰える事を知らない。テレビではあらゆる数値を用いて称賛する報道が続けられているが、今のところそれを否定する術は無いと言って良い。それ以上に、投・打どちらかだけでも好成績を残すのが難しい大リーグで、その両方で実績を上げる事など、大谷以外の選手では不可能と言って良い。昨年のア・リーグのMVPはジャッジが獲得したが、大谷は打者で規定打席、投手で規定投球回数の両方を達成し、しかもどちらも一流の数字と言うのは、誰も成し得ない快挙だ。ア・リーグのホームラン記録が評価され、心情的にジャッジがMVPになったのだが、大谷の実績の方が価値は遥かに高いと思っている。

なぜ大谷はこんなにすごい実績を叩き出すことができるのだろうか?誰もが考える事だが、テレビでそれが伝わってこない。大谷が日々どのようなトレーニングをし、いかにモチベーションをキープしているのかなどの情報に接する事が少なく、特大のホームランと兜をかぶって爽やかな笑顔で喜ぶ姿しか見ることが無い。

「大谷の実績はモンスター級」という事には異論は無いと思う。それでは大谷は天才なのか?恐らくそうだろう。大リーグのレジェンドが「君はどこの星から来たの?」と楽しそうに聞いているのを見て、レジェンドでも大谷の才能を異次元と感じている事がわかる。

しかし、大谷は異星人ではなく紛れもない人間なのだ。

大谷が高校1年の時に書いた目標達成シートがある。「オープンウインドウ64」として話題にもなったが、そこに記された内容の一つ一つが具体的で素晴らしい。大谷は自分の目標の達成のために為すべき事を熟知し、それを愚直に実践してきたのではないだろうか?勿論生まれながらに持った素晴らしい資質はあるが、それ以上に強い実行力と継続力がいまの実績に結びついたのだろう。ここでは詳細は割愛するが大谷の「オープンウインドウ64」はネットで検索できるので是非見て頂きたい。

毎日の大谷の報道はファンをワクワクさせてくれる。しかし、スランプに悩む日も来るだろう。その時にはまた悲観的な数字を並べて、テレビは大騒ぎをするに違いない。それでも大谷は難局を乗り越えて行くだろう、信念の赴くままに。

 

吉澤 比佐志

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