残念なサービス

先日家族3人での旅行帰り、富山駅から自宅までタクシーを利用した。
各自が20kgの荷物を持ち、そのうち2個をトランク、1個を助手席に置いた。
乗車の時は丁寧に積み込みを手伝ってくれたのだが、
行き先を告げると何となく不機嫌そうな対応になり、10分ほどで家に到着すると、運転手は運転席から動こうとしなかった。
仕方なく助手席の荷物を降ろしていると、トランクの荷物には手を貸してくれたが、楽しい旅の最終地点で何となく嫌な気分になった。

タクシーのドライバーからしてみれば、売り上げが少なく手がかかるはずれの客
だったという事なのだろうか。しかしこういうことは、実は一度や二度ではない。
できれば、気持ちの良いサービスの車に乗りたいと思うのだが、それを選ぶ手段は無い。
観光客の増えている富山市で、嫌な思いをする人たちが居るとするならば、大きな損失だ。

同じ輸送を提供する業者として、富山県トラックのお客様にこんな思いをさせては絶対にいけないと思う。その為に必要なのは、教育である。
富山県トラックの経営理念の冒頭に「お客様の役に立つ仕事を誠心誠意行い、お客様に必要とされる企業になる」というのがある。
ドライバーミーティングや県トラ塾ではどうすればお客様に喜んで頂けるかを話し合っており、挨拶、服装、言葉使い、仕事の対応力などお客様から高い評価を頂いている。
仕事は誰のためにするのかと聞かれれば、それはお客様の為である。
それを認識しているのが、プロだと言える。
残念なサービスを教訓に、今後も富山県トラックのサービス力を更に高めて行きたいと思った。

 

吉澤 比佐志

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